癒しの女性ボーカルバンド”Spangle call Lilli Line”の秘密とは?!

ポストロック・エレクトロニカ・インディーポップ…
美しく、透き通った、どこかけだるげな歌声を持つ”大坪加奈”をボーカルとして、20年近く活動しているバンドだ。

楽器の音は、ナチュラルな音作りで、
例えるならば、光が少しさす深い海底で包み込まれているような感覚になる。

“Spangle call Lille Line”というバンドは、とにかく何も考えずに浴びるように音楽を聴きたい人におすすめだ。

不思議とイヤホンの中で流れている音楽が、目の前に流れる風景にフィルターをかける。僕らの何気ない日常にちょっとだけ色仕掛けをしてくれる。

まずは、”cast a spell on her”を聴いていただきたい。

イントロで高音を奏でる美しいピアノが印象的で、
ギターのアルペジオも印象的だ。

そして何より、歌詞が語幹を合わせて羅列したような内容だ。
わかりやすい言葉ではなく、抽象的な言葉が並んでいる。

一般にボーカルは演奏の音楽のメッセージを形付け、伝えるために歌われるが、
“Spangle call Lille Line” では、言葉遣いやメロディーを
楽器としてとらえて表現している。

どんな心境にも、優しく寄り添うメロディーで、
心をフラットにチューニングしてくれる。

一人で、物思いにふける夜に、
電車の外の夕焼けををぼーっと眺めている時に、
ぜひ、聴いて欲しい。

もう一曲紹介したい。

“dreamer”という曲。

「ゆらりゆらり」「ふわりふわり」など
同じ響きの言葉を繰り返し続けることで、
耳なじみのいいメロディーと歌詞になっている。

楽器隊もシンプルな繰り返しの音を使いながら、
不思議な世界観を表現している。

そよ風が通るような、スピード感がありつつも、
さわやかになりすぎないように、
メロディーの最後がマイナーになるように工夫されている。

この独特な浮遊感は、こうした細かな工夫が生み出しているのだと思う。

聴いた誰しもが、
心癒されるそんなバンド”Spangle call Lilli Line”

新譜もでているのでチェックしてほしい。

では。

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